2016年3月18日金曜日

非破壊検査協会の現場指向X線残留応力測定法研究委員会に参加しました。


 日本非破壊検査協会 保守検査部門・現場指向X線残留応力測定研究委員会に参加しました。 
 於 日本非破壊検査協会 @亀戸 

 参加者は、メーカー 測定サービスを提供している会社、非破壊検査会社等様々です。

 X線残留応力測定器のメーカー リガク、パルステック工業 
 測定サービス IHI検査計測 非破壊検査(株)コベルコ科研 当社
 原子力関係 日立造船 等
 公共機関 金沢大学 東京大学 群馬高専 等

 目的は2次元検出器を使った現場でのX線残留応力測定の標準化です。素案はもうできているので当社の測定にも反映させていきます。

 講演会
 学位取得講演  露光ー再生連続式cosα法X線応力測定装置の開発および検証
内容は、以下の論文から現場測定に関連するもの選んでの講演でした。

博士論文 イメージングプレートを用いた露光再生一体型X線応力測定に関する研究 山洋一
当社でも採用している機器の開発に関しての話なので興味がありますし、やはり御本人から説明は理解が進みます。当社の測定対象している鋼に関してかなりいい精度で測定できています。
当社ホームページ http://www.x-rsmc.com

2016年3月12日土曜日

金沢大学に行って来ました。

 金沢大学の佐々木教授と共同で事業(研究)を行うことになり3月2日金沢大学に行って来ました。
 佐々木先生と言えば、いつも使っているX線応力測定標準(材料学会)の主査であり、最新のcosα法をはじめて装置化したされた方であり、私の中では雲の上の人のような存在ではありました。先生とは、前日の第2回残留ひずみ・応力解析研究会で初めてお会いしてお話ししましたが穏やかな柔和な感じの先生で安心しました。
 自宅から在来線、東海道、北陸新幹線を乗り継いで金沢につきます。新幹線のホームは伝統色「加賀五彩」を使った落ち着いた色合いで柱の一部には金箔が貼ってありました。



 金沢大学は、町の中心から離れてバスの終点にありました。単独のキャンパスとしては、全国4位、200万平方mと皇居(230万平方m)よりも1割くらい小さいだけの広大なものです。大学内の移動でも大変そうです。

 研究室で開発中の様々な技術を見せてもらいました。先生は、このような技術を広く使って欲しいと考えられており、当社の創業の目的はX線残留応力測定の普及ですから目的が一致したわけです。写真や紹介は、許可がもらえ次第、当ブログや当社ウェブサイトで紹介します。

 当社独自の低価格なサービスのみならず、世界でもトップレベルの測定サービスをお客様にご提供できるようになるのは大変な喜びであります。 

当社ホームページ http://www.x-rsmc.com